H.I.S.イタリア 特派員記事


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タグ:2007年6月 ( 3 ) タグの人気記事

アマルフィコーストのスローフード&スローライフ

皆さんにアマルフィコーストならではのスローフード&スローライフをご紹介します。

日本で「スローフード&スローライフ」という言葉がよく使われるようになった頃、私は既にイタリア生活に突入しており、こちらにいらっしゃる日本のお客様から「ここの生活こそ本当にスローフード、スローライフだね。」と伺うことが何度かありました。
アマルフィコースト周辺には、段々に広がる土地に各自の畑を作ったり、豚を飼育したりして暮らす農業に携わる人が多かったり、勤め人でもオフィスやお店を午後13時頃から16時頃までクローズして自宅に戻って家族と昼食を食べ、少し休憩をしてから再び仕事に戻ったりする人もいます。一昔前のイタリアの雰囲気が残っているのです。夜仕事が終わりちょっぴり一休みをすると、その後は友人や近所の人々と世間話をするために、街の大広場に繰り出してお喋りを楽しんむ人もたくさんいます。そんな暮らし方が「スローライフ」なのでしょう。

●リモンチェッロはもともと各家庭の自家製酒●
b0091227_2451912.jpgアマルフィコーストの特産物の一つにリモンチェッロというレモンの皮と果汁に純アルコールと砂糖を加えただけの食後酒があります。

b0091227_24378.jpgアマルフィコーストの気候と段々畑はレモンの栽培に適していて、今でも道を歩くと多くのレモン畑を目にします。

豊富にあるレモンをこの土地の人々は料理に使うだけでなく、お酒にするようになりました。各家庭のマンマが自家製でこのリモンチェッロを作り、訪れるお客様に食後もてなすようになってから、今から数十年前に旅行者の間で評判になりお店で販売するようになったのです。
今でも、リモンチェッロだけでなくハーブを使った自家製酒を作る家庭も多く残っていて、それぞれの家庭のちょっとした味の違いやそれぞれのマンマのちょっとしたこだわりがとても興味深いです。
レストランに行った際は食後にリモンチェッロを注文してみて下さい。食後酒というだけあって、消化作用を持つのでイタリアンでちょっと重くなった胃もスッキリ!!

リモンチェッロのオススメ店
プロフーミ・デラ・コスティエラ(Profumi della Costiera)
Via Trinita, 37
84010 Ravello (SA)
ラヴェッロ中心部からヴィラチンブローネに向かう通り(トリニタ通り)沿い
ホテル・ジョルダーノから徒歩数分の左手にあります。

●オーガニック野菜●
私もバジリコやミントなどのハーブ類は家庭で栽培しています。トマトサラダ(Insalata di Pomodoro)には家庭栽培のバジリコを利用したりズッキーニを素揚げにしてバルサミコ酢とミントを加えたスカペーチェ(Scapece)などを作ったりします。
調理の途中で庭に出てみずみずしく育ったハーブを摘む瞬間は何だかとっても幸せになるものです。
b0091227_2524286.jpg私達のホテルにも自家菜園があり、シェフは毎日この畑に降りて、旬の野菜やハーブ、そして飾り付けに使う花草などを摘んでいます。

b0091227_254407.jpg化学薬品を使っていない野菜はやはり小さな虫がたくさん付いています。摘んできたばかりのキャベツを洗っていて驚くほどの数の小さな虫が出てきて鳥肌が立ったことがあります。でも、そのキャベツを口にするとキャベツの味がしっかりしてとても美味しいのです。シェフとこの虫の話をしたところ、「美味しい野菜は虫だって美味しいと思うんだよ、見た目は化学薬品を使って虫一ついない野菜の方が良いけれど、体には虫を一つくらい食べちゃう方が化学薬品を気付かず食べるよりよっぽど良いよ!」と言うコメント。まさにその通り。これこそがスローフード&スローライフ。

先日ホテルにいらしたお客様にも、大好きなコロナビールにホテル自家栽培のレモンのスライスを添えたところ、「レモンの味がとっても美味しくて、コロナがより美味しく感じるよ。しかも、この景色を見ながら飲むと本当に美味しいなぁ。」と笑顔でおっしゃっていたのが印象的でした。

●ロバが荷物運び屋さん●
アマルフィコーストを歩いていると、ロバに遭遇することがあるかもしれません。一目見ると馬ほどの大きさだけれど、何となく馬がもつ杞憂さが薄く、ちょっぴり間抜けそうな雰囲気をかもし出すのがアマルフィコーストで一生懸命仕事をしているロバたちです。
アマルフィコーストは狭い道や坂道がたくさん。もちろん、車の通れない路地も多くあって、昔から人や重い荷物を運ぶのにロバを使っています。
b0091227_2574188.jpgアマルフィコースト全体が自然と人間の共存を目指しています。便利を追求するためだけに自然を壊したり、近代的な建物を作ったりしないように多くの規制を設ける姿勢を保っています。
そんなわけで今でもロバは人間の大事な仕事のパートナーなんです。


「車が入れない通りが多い」ということからも想像できると思いますが、アマルフィコーストは予想以上に歩く機会が多くなるので、なるべく歩きやすい靴を選ばれることをオススメします。

ぜひ、アマルフィコーストの澄んだ空気とあちらこちらから聞こえてくる鳥のさえずりに耳を傾けて、「何もしない贅沢・自然を満喫するのんびりした休暇」を楽しんでみてはいかがですか?
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by his-news | 2007-06-22 03:01 | YUMI.T

シチリアのリゾート・リパリ島

シチリアの北に位置する火山島の島々をまとめてエオリア諸島もしくはリパリ諸島と呼びます。

b0091227_18161277.jpg諸島の中で一番大きな島がリパリ島。
リパリ島へ行く船はシチリアのミラッツォという町から出航し、高速船で約1時間でリパリ島に到着します。


リパリ島に到着する前にヴルカーノ島にも寄港します。このヴルカーノ島では海岸でファンゴ(泥パック温泉)も楽しめます。ファンゴを楽しむ場合は硫黄の匂いが強く、服につくと匂いがなかなか取れないので、着古した服や水着で楽しむことをおすすめします。

b0091227_18184657.jpg港に到着するとまず見えてくるのが城塞。
リパリ島では約3時間で30ユーロの小型自動車や3時間15ユーロでレンタルできるスクーターもあるので、上手に利用して島の散策を楽しみましょう!!
また民宿もシーズンオフだと一泊20ユーロくらいから宿泊できるものもあり、高速船を降りたら港にはそんな客引きのおばさん達の姿もちらほら。


リパリの町は小さく、2時間もあれば十分周ることができます。
b0091227_1819334.jpgリパリ島を車で周遊すると島内の色々な小さな街や村にも立ち寄ることができますし、なにより美しい海岸をみることができます。
自分で車を運転して一周2時間から3時間でのんびり周ることもできますが、レンタカーを利用しない場合は島内の町々を循環する市バスも30分おきくらいに運行しているので、こちらを利用するのもオススメです。


火山島のリパリ島では軽石や黒曜石も採石されます。
また地質が石灰の海岸は太陽の光の下で眩しいほどの白い海岸。真っ青に輝く海水とのコントラストが印象的。

リパリではケッパーも有名で、500グラム5ユーロ暗いから安く手に入ります。
食前のおつまみにも、ポテトサラダにも、トマトソースのパスタにも利用できるケッパー、お土産に瓶詰めで持ち帰るのもいいかもしれません。
 
ミラッツォでの高速船チケット売り場はシーズンオフだと出航30分前にならないと開きませんが、ハイシーズンになる夏ならばチケット売り場はずっと営業中。
ちなみに片道チケットしか購入できず、帰りはまたリパリ島から買うことになります。
Siremarという会社は片道大人12,20ユーロ。
またミラッツォからはクルージングツアーも出ていて、朝9時出発ヴルカーノ島フリー散策2時間、リパリ島フリー散策3時間、それから高速船では行けない美しい景観をぐるりとクルージングして17:30頃にミラッツォに帰着というツアー。こちらは大人1人38ユーロ(昼食別途)。

タオルミーナからもツアーがでています。夏は大勢のバカンス客で賑わうリゾートです。
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注)文中掲載の料金や所要時間は2007年6月現在の情報です。
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by his-news | 2007-06-07 18:25 | NANAE.N

ロトンダ・デッラ・ベザーナを散策

先月、没落した貴族家庭の少女たちの寄宿学校の跡地を公園として開放したという美しいバロック様式の公園、ジャルディーノ・デッラ・グアスタッラをご紹介しましたが、この地区には、他にもあまりガイドでは紹介されていない、ミラノの隠れた素敵な場所があります。

b0091227_2355122.jpg

このグアスタッラ公園の正面には、かつて“Ca’granda(カ・グランダ/「大きな家」の意)”という愛称でミラノの人たちから親しみを込めて呼ばれていた「旧マッジョーレ病院」の建物があります。
1456年にフランチェスコ・スフォルツァによって建てられたもので、病院が移転された現在はミラノ大学として使用されています。
b0091227_2334952.jpgそして、ここから歩いて5~10分程のところにあるのが、この病院で亡くなった人たちを埋葬するためにつくられた「ロトンダ・デッラ・ベザーナ」(Rotonda della Besana : 1732年完成)(エンリーコ・ベサーナ通り / Via Enrico Besana 15、地下鉄黄色3線クロチェッタ駅下車)。

b0091227_2345555.jpg中央にあるサン・ミケーレ教会をぐるりと取り囲むレンガ造りの円形ポーチは、この空間だけを他の場所から切り取ったような、一瞬そこがミラノの町の真ん中であることを忘れさせてしまうような、そんなひっそりとした静けさを作り出しています。

この円形ポーチの地下は納骨堂になっており、1732年の完成から、約半世紀で150.000人もの人がここに埋葬されたそうです。
その後、この場所は一時は軍隊の手に渡るも、1858年からはまた病院の所有地に戻り、感染症患者を隔離したり、病院の洗濯場としても使われたりしていたということです。
b0091227_2364250.jpgそんなこんなで最後には荒れ果てていたこの地は1940年にミラノ市のものとなり、修復作業が行われ、今では緑や花々が美しい憩いの場となっています。


この一帯は1600年あたりからの歴史の香りを非常に濃く感じることのできる地区。
目を楽しませてくれる優雅な建物もあちこちにあるのでお散歩するにはお勧めです。

b0091227_237317.jpgドゥオーモからも目と鼻の先ですので、ぜひ時間を見つけて歩いてみて下さいね!

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by his-news | 2007-06-05 23:08 | MARI.K


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