H.I.S.イタリア 特派員記事


イタリアの各地の特派員からの最新イタリア情報
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郷土料理の一品 ローマ編

夏の厳しいダイエットに終わりを告げるごとく食欲の秋が近づきつつあります。
この季節イタリア各地で町自慢の特産物&地方料理をテーマとしたお祭り「Sagra(サグラ)」が開かれます。
ワイン祭り、ポルチーニ茸祭り、ピッツァ祭り・・・と毎週のようにどこかの町でお祭りが開かれますが、今回は「Sagra della porchetta(ポルケッタ祭り)」をご紹介!!

b0091227_21214354.jpg「ポルケッタ」とはいってみれば仔豚の丸焼き。中に内臓を細かく刻んだもの、塩コショウ、にんにく、野生のウイキョウ、数種類のスパイスを詰め込み、ゆっくりと時間をかけてこんがりと焼かれたものです。

中部イタリア、特にローマ南部のAriccia(アリッチャ)市の特産物として有名です。ローマ帝国ネロ皇帝の大好物の一つであったとも言われています。

b0091227_2123361.jpg食べ方としては、シンプルに焼きたてのパンにはさんで食べる「パニーノ」が主流となっています。このパニーノにはマヨネーズやレタスなどは入れず、隠す必要のないおいしさのポルケッタのみを入れて食します。肉オンリーのパニーノとは言っても ポルケッタの内側の部分はゆっくり時間をかけて焼かれているのでとても柔らかく、外の皮の部分はカリッカリ、脂の部分はとろけるような旨みでこれを全て上手くミックスしてパニーノに入れるので、とても贅沢な味!!


b0091227_2124431.jpg紙コップに注いでもらった赤ワインを片手に、ポルケッタのパニーノをほおばり、なんとも幸せな気分にひたっているうちに、お祭り会場では「生ハム取りコンテスト」が行われていました。5人一組になり6-7メートルはあるであろう鉄の棒の上にぶら下っている生ハムを取ったもの勝ちのコンテスト。鉄の棒には生ハムのラードがたっぷりと塗られているので、大人5人がかりでもなかなか難しい様子でした。


ポルケッタはお祭りの時だけではなく、この地方では道端のポルケッタ専門キオスクで手軽に売られていて、日常的に食卓に出される一品です。他の街でも青空市場などに出る屋台で良く売られています。値段は大体1kgで12~17ユーロ、パニーノにすると4ユーロくらい。皆さんも機会がありましたら是非是非味見してみて下さい。やみつきになる美味しさです。

《!!注意!!
イタリアでポルケッタを量り売りでお買い求めの際には、ポルケッタのどの部分を入れたのか確かめてから購入してください。時折脂の部分だけ、皮の部分だけが沢山入っている事がありますので。》
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by his-news | 2006-09-05 21:32 | KASUMI.T

イタリア人の夏のヴァカンス観

ワールドサッカーで勝利を収めたイタリアは、その後も「Siamo campioni del mondo(我らはは世界一)」を口癖に、お祭りムードいっぱいで夏のヴァカンスシーズンに突入しました。
さて今年イタリアのヴァカンスの傾向はどんな感じでしょう?

イタリア人のスタンダードな夏の過ごし方は、7月~9月の間2-3週間程を国内もしくは国外でのんびりヴァカンス。最近では長期休暇をとらなくなったというものの、やっぱりベースはあまり変わっていないようです。

若者達はビーチ近くに友達とシェアーでアパートやバンガロー又はテントを借りて、夏の間キャンプ生活を楽しみます。キャンプ生活とは言っても、テントやバンガローの近くにはシャワー、トイレ、調理場が設備されている所がほとんどなので不自由ない生活ができます。

b0091227_1883690.jpg日中は各ビーチで子供用の催し物があったり、大人用にはエアロビクスのレッスンなどを開催するところも多く、それぞれに楽しめます。


b0091227_1894367.jpg夜はパブに友達同士で出かけたり、グループダンスやラテン、そしてディスコミュージックで夜明けまで楽しみます。


b0091227_1812647.jpgもうちょっと落ち着いたヴァカンスを楽しみたい!という人達は国内外のリゾート地へ「リラックス」しに行くか『地中海クルージングの旅』等の豪勢な船の旅に出かけます。



さて気になるのは2006年の傾向ですが、8月中に長期ヴァカンスに出かけるイタリア人は4人に1人。そのうちの75%がイタリア国内でのヴァカンスを予定しているようです。
国内ヴァカンスの1番人気はトスカーナ、続いてシチリア、そしてプーリアとなっています。
8月のヴァカンスは車の渋滞、列車の遅れ、レストランやそのほかの店の休業そして何といっても値段が高いなど等の理由で諸々の不都合が多いためヴァカンス時期を前後にずらす「partenze intelligenti (賢い出発)」を好む傾向が強くなっています。
ヴァカンスの期間も平均的にみると短くなり、10日間前後のヴァカンスをとる人が増えています。
「いつかはサルデーニャの超高級リゾート地エメラルド海岸の美しいビーチでゆっくりヴァカンス!」と夢みているのはイタリア人も同じようです。

とは言っても まだまだ8月ヴァカンス気分のイタリアでは、この時期何を注文しても届くのは決まって9月以降。政治家もヴァカンスに行っているので役所関係は言うまでもなく機能しません。

この時期のイタリアでは気分だけでもゆったりともって暮らしたいものです。
旅行で来る皆さんもあくせくせずに、のんびり加減を楽しむくらいで!!
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by his-news | 2006-08-09 18:19 | KASUMI.T

夏のおいしい飲み物

6月後半から30度を越す夏日が続いているイタリアから
夏ならではのおいしい簡単飲み物を紹介!!

まずは赤ワインを使ったドリンク。
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++用意するもの++
「赤ワイン 桃 お好みで砂糖 シナモン」
++作り方++
桃を一口サイズに切ってコップに入れそこにワインを注ぐだけ。


超簡単ドリンクレシピです。
夏になると舅が毎日昼食時にたしなむ飲み物で
私も真似して食事時飲んでいます。
舅はさすがに経験を積んでいるだけあって
食事の流れをみながらタイミングを見計らってこのドリンクをつくります。
あまり早く作りすぎては桃がワインを吸いすぎてしまうし、
遅すぎてはワインに桃の甘さが出ない・・・と
簡単ドリンクであっても「食」することにこだわるイタリア人は
こういうところには細かかったりします。
お好みで砂糖やシナモンを入れるとかなり飲みやすくなるので
ワインが苦手な方でもクセになるおいしさです。
是非ご家庭でもお試し下さい!

もう一つはイタリアで有名なお酒・グラッパを使った飲み物。
グラッパが特産品になっているヴェネト州出身の友達から教わったレシピ!
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これも超簡単ドリンクレシピ。
++作り方++
メロンを半分に切り、中をスプーンでくり出し、そこへグラッパを入れるだけ!


これは食事前に用意して冷蔵庫でよく冷やしておき、
食後その冷えたグラッパをメロンの果汁と一緒に飲みます。
「メロンの代わりにスイカを使ってもおいしいよ」と友達は言っていました。
夏のホームパーティーでは、
どうやらヴェネト州一帯では食事を締めくくる一品として定番となっているようです。


アルコールが苦手な方にオススメなのが三つ目のドリンク。
アルコールが入っていない子供用の飲み物です。
「ORZATA(オルザータ)」と呼ばれている甘いシロップを使います。
オルザータとは穀物や果物を圧搾して作るシロップでアーモンドミルク味。
イタリアでは昔からカクテルや子供用の飲み物として重宝され
今のようにソフトドリンクが売られていなかった時代は
夏の海水浴にはオルザータを使ったドリンクが必需品だったそうです。

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++作り方++
水、もしくは牛乳でオルザータを薄め、氷をいれるだけ!
カキ氷のシロップのように直接氷にかけてたべてもおいしいです。


普通のスーパーで1本2~3ユーロで売られているので
ちょっと重いけれど、日本の暑い夏を前にお土産にもいいかもしれません!!

9月まで暑い日が続くと予想されている今年のイタリアの夏を
麦茶や冷やし中華ナシで乗り切るための
ちょっと甘くてほろ酔い気分になれる飲み物紹介でした。
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by his-news | 2006-07-04 19:42 | KASUMI.T

オススメのキッチン小物

我が家で欠かせないキッチン小物は、
イタリアでの朝食に欠かせないカプチーノを作る時に使う
カプチーノクリーマーです。
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値段は写真のもので大体7ユーロでした。



おいしいカプチーノには、よく泡立ったミルクが欠かせません。
このカプチーノクリーマーは手動式で
あっという間にきめ細かい泡をつくることができます。
使用方法は簡単。
1.直火にかけてミルクを温め、上部のハンドルを上下させます。
2.中のフィルターがミルクを撹拌して泡立たせます。
コツはミルクを容器の3分の1だけ入れること、
そして熱めにミルクを温めることです。

ミルクを泡立たせる道具は他にも電動式のクリーマー、
そして昨年暮れに新商品として登場したBialettiのMukka Expresがあります。
これはエクスプレッソマシーンを大きくしたような形をしていて、
上部に直接牛乳を入れることによりエクスプレッソを入れる感覚で
泡いっぱいのカプチーノが出来てしまう優れモノ!
デザインも白黒の牛柄でとってもキュートなのが特徴です。

私の経験上一番きめ細かい泡ができるのは
このシンプルな手動カプチーノクリーマーということになりました。
少量だけ生クリームを泡立てたい時、
そしてカフェ・マッキアートを作る時などもつかえるので重宝しています。


そして2品目はグリル用フライパンです。
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グリルパン、もしくはステーキパンとも言われています。
イタリアのほとんどの家庭で常時していると思われるこのフライパンは
肉料理には勿論の事、
イタリアのレストランで前菜や付け合せでよく出る野菜のグリル焼きで使用されます。
表面にある深い溝により肉料理では余分な脂を落としながら”焼き”、
肉本来の旨みが引き出すことができます。
そして野菜料理では均等な熱まわりで素早く調理できるので
素材の美味しさを最大限に引き出します。
正直なところ夕飯作りが面倒な時、肉をジャーっとこれで焼き、
茄子やズッキーニをグリルパンで焼き目を付けて焼いて付け合せれば
見栄えもし良いおいしいので、我が家では日常使用のフライパンとなっています。
値段はピンきりですが、最近私が購入したもので大体15ユーロ、
表面がフッ素加工されてありました。

最後にイタリアならではのキッチン用品が購入できるお店を紹介します。
”VICEVERSA”というお店でキッチン用品をはじめとし、
家庭用小物が置いてあるお店です。
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ちょっと変わったオリジナルなデザインのものばかりで、
使うのが楽しくなるような小物がたくさん売っています。
そしてこのお店はかわいいベビー用品も売っていることでも有名なので、
新築祝いそして出産祝いなどにはもってこいのお店かもしれません。
とは言っても実際自分で欲しくなる小物ばかりですけど。
お店に置いてあるものは値段的にお手ごろ価格で、
私もお店に入るたびに何か一点購入して
ちょっと満足気分でお店を出ます。


住所はローマでは
Via Sistina 148
地下鉄バルベリーニ駅近くになります。
あとは「カステル・ロマーノ アウトレット」や
フィウミチーノ空港近くのショッピングモール「パルコ レオナルド」の中にも入っています。
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by his-news | 2006-06-06 18:39 | KASUMI.T

ローマのお勧めジェラート

日中の気温が20度を越すこの季節は、
イタリア人の大好きな季節「夏」に向けての準備期間が始まります。
肌がどれくらい黒いか(どれくらい日焼けしているか)が
夏の魅力度の物差しとなっているので、
ビーチに行く為にその前に日焼けサロンに通ったり、
天気の良い日は自宅のバルコニーで水着になり肌を焼いておく・・・
というのが夏に向けてのイタリア人の準備の一つです。
さて、イタリアで今年の夏、
思い出深い日々を体験しようと旅行の計画を立てている
みなさんの心+お腹の準備の為、
今回はイタリアの夏に欠かせないアイテム「ジェラート」の紹介となりました。

「ローマで一番おいしいジェラートが食べられるのはどこ?」
とローマっ子に聞く度に討論になり、
答えが出るまで優に1時間はかかってしまう程
老若男女を問わず、ここでは真剣に皆ジェラートが好きです。
特に夏バテの時は夕食代わりにジェラートを食べたりするので、
夏のジェラートの消費量はかなりのものになります。
ローマでおいしいジェラート屋は沢山ありますが、
その中で選りすぐりのジェラートを紹介させていただきます。

まずはジェラート屋老舗の「GIOLITTI(ジョリッティ)」。
約100年前牛乳屋から始め、おいしい牛乳で有名になり、
その後ジェラートも作り始めたそうです。
食材一つ一つにこだわり、
よりおいしいジェラートを作るため日々研究をしているというジェラート屋です。
GIOLITTIの中に入ってみると
他のジェラート屋とは違うのが一目瞭然で、
「ハイクラス」という言葉が良く似合います。
今回私が味見したジェラートは、
お店の人お薦めの「BISCOTTI(ビスコッティ);ビスケット」と
「CIOCCOLATO BIANCO(チョコラート ビアンコ);ホワイトチョコレート」
という二つの味でした。
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どこのジェラートを食べても
まず一口目は大体美味しいと感じられるのですが、
半分も食べ終わる頃には
どのジェラートの味もあまり変わらないように感じてきて飽きてしまいます。
というのも新鮮な素材を使わず、
「○○味になる粉」を使って色や風味を出しているジェラート屋が多い為です。
でもここのジェラートはコーンの中に入り込んだ
最後のジェラートまでおいしく食べられました。
場所はパンテオンの近くで住所は
Via Uffici del Vicario 40です。

2件目は「DELLA PALMA(デッラ パルマ)」
というジェラート屋で、ここもパンテオンの近くにあります。
住所は
Via della Maddalena, 20/23です。
ここのお勧めジェラートは「ムースのジェラート」です。
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ジェラート自体がとってもフワフワしている為、
通常のジェラートのようにコーンに乗せられずカップで食べるのが特徴です。
お勧めは「MILLEFOGLIE(ミッレフォリエ);ミルフェィーユ」味のムースです。
パイ生地も小さく刻まれてムースジェラートの中に入っているという
おもしろいジェラートです。
普通のジェラートに飽きた方は是非お試しください。
やみつきになるかもしれません!

最後に紹介するのはH.I.S.お馴染みの
「BARCACCIA(バルカッチャ)」です。
スペイン広場の目の前に位置しているこのバールは、
ローマ観光で疲れた時に
スペイン広場を見ながら一休みできるという贅沢なお店です。
バルカッチャのスタッフお勧めのジェラートを二種類選んでもらいました。
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一つ目は「MALAGA(マラガ)」というジェラートで
クリームと葡萄のリキュール、そしてほしぶどうが入っているジェラートです。
葡萄のリキュールの味と、コクのあるクリームが
絶妙にマッチしていて大人のジェラートと言えるかもしれません。
もう一つのお勧めは「YOGURT FRUTTI DI BOSCO
(ヨーグルトゥ フルッティ ディ ボスコ);ヨーグルト森の果実味」というジェラート。
ヨーグルト味の為他のジェラートよりも甘さが控えてあります。
あっさりしたジェラートを食べたい時、
又はカロリーが気になる方にはもってこいと言えるでしょう。

ここで重要なジェラートの買い方ですが、
まずはどの大きさのジェラートにするか
そしてコーンにするか又はカップにするかを決めます。
(一番小さいサイズでローマでの相場は2~2.2ユーロです。)
一番小さいコーンのジェラートを食べたい場合は
「ジェラート コーノ ピッコロ」と言って先に会計を済ませ、
レシートをジェラートを盛っている店員に渡します。
大体のお店では一番小さいサイズで2種類まで味が選べ、
お好みで上にホイップクリームをトッピングサービスしてくれます。
(お店によっては別料金になるので要注意!)

今回紹介させていただいたジェラートは
ローマで味わえる美味しいジェラートのほんの一部です。
これからジェラートのおいしい季節となります。
「郷に入っては郷に従え」という諺が全くそのままイタリア語にもあり、
翻訳は「ローマに行ったら、ローマ人のように行動せよ」です。
みなさんにもそのままお勧めさせていただきます。
「ローマに行ったら、ローマ人のようにジェラートを食せよ」
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by his-news | 2006-05-08 19:47 | KASUMI.T

復活祭 (ローマ編)

2006年、今年の復活祭(「Pasqua」 イタリア語で“パスクア”)は4月16日となります。
「今年」とあえて書いたのも
復活祭はクリスマスのように 12月25日と毎年決まっているわけではなく
太陽暦に従って決められているため、
3月21日~4月25日間の初めの満月の日曜日とされています。
(ちなみに来年は4月8日、再来年は3月23日)

復活祭の準備はカーニバルが終わる頃から始まっていて、
復活祭の46日前には絶食をし、
その日から40日間は基本的に一日一食にしたり、甘い物絶ちをしたり、
又は自分が好きな事をするのを控えるなど、
とにかく自分自身に対する制約を行う風習があります。
(この風習をイタリア語でfioretto“フィオレット”と呼んでいます)
そしてこの期間は神への祈り、他人に対する慈善の精神、
そして自らを振り返る期間とされています。

信心深い私の姑はfiorettoをし、この期間は肉を一切口にしないそうです。


復活祭に関わる習俗として有名なのが「卵」ですが、
これはもともとヒナが卵から生まれることを、
イエスが墓から出て復活したことと結びつけたものといわれています。
スーパーではこの季節
uovo di pasqua(ウォーヴォ・ディ・パスクア)と呼ばれている
卵の形をしたチョコや
colomba(コロンバ)と呼ばれる鳩をかたどったケーキが
ところ狭しと並べられています。
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おいしいコロンバや凝ったウォーヴォ・ディ・パスクアは
Pasticceria(パスティッチェリア:ビスケットやケーキ,菓子パンの専門店)にて
自家製で作られていて、
季節ならではのおみやげにはもってこいかもしれません。
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そうは言っても、
やはりイタリアマンマの手作りの復活祭料理が毎年楽しみな私は、
夫の家族が南イタリアから遊びにきたので
早速マンマに2品ほど作ってもらいました。

復活祭の日の食卓に絶対欠かせないのが
メインディッシュの子羊を使ったお料理です。
私の姑の十八番が子羊とジャガイモのオーブン焼きです。
子羊の肉を厚めに肉屋でカットしてもらい、
自宅で半分に切り込みを入れ、
パン・チーズ・イタリアンパセリ・ニンニク・塩・こしょう・卵をミキサーに入れてよく混ぜ、
切り込みを入れた肉の中に入れます。
これをジャガイモと一緒にオーブンに入れて調理するのですが、
最後にpecorino(ペコリーノチーズ:羊の乳から作られたチーズ)を
どっさりふりかけるのがポイントです。
残念ながら復活祭前でfiorettoをしているマンマに
この料理を作ってもらうことはできませんでしたが、
その他復活祭には欠かせない南イタリアpuglia州の料理を2品作ってもらいました。


まず一品目はfarrata(ファラータ)と呼ばれるもので、
ピザを薄~くしたような生地で
grano duro(グラノ・ドゥーロ:日本語で軟質小麦)、リコッタチーズ、
コショウを混ぜた物を包みます。
カーニバルから復活祭の時期にかけてよく食べる一品です。

そして2品目がscarcella(スカルチェッラ)
又はscariella(スカリエッラ)と呼ばれるお菓子です。
小麦粉にオリーブオイル、砂糖、牛乳を混ぜて仕上げに砂糖でコーティングし、
卵型ミニチョコで飾り付けをします。
今回はハート型にしましたが、
羊の形にしたりするともっと復活祭の雰囲気が出るのでしょう。
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普段はローマにいる私たちも
この復活祭の時期は南イタリアに帰り家族と過ごします。
待ちに待った春がやって来て
新しい気持ちで今年度を迎えるというケジメの行事でも あるような気がします。
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by his-news | 2006-03-31 09:30 | KASUMI.T

春の香り (ローマ編)

今年の冬はイタリア各地で大雪に見舞われ各地で大変な被害がでました。
そんな冬にもようやくサヨナラを告げるごとく
街を散歩してみると春の香りがいたるところで感じられます。
毎年一月中旬から始まる「SALDI(バーゲンセール)」が終わりに近づいてくる二月下旬には
やっと2006年春物の商品が並びはじめます。
ローマのショッピングには欠かせない
コンドッティ通りのショーウインドーは
清々しい春色の洋服でいっぱいで
地元ローマのミセス達が今年の春のファッションを楽しそうにチェックしていました。
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そんな風にぶらぶらと散歩しているとこの季節目につくのが
黄色い小さい花をいっぱいつけた木「MIMOSA(ミモサ)/日本語:ミモザ」。
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イタリアでは3月8日が”女性の日”とされていて
ミモザはそのシンボルの花となっています。
この日は女友達だけで出かけ食事をしたり羽目をはずして楽しむ為
どこのレストランも要予約で特別メニューを作り女性の日を盛り上げています。

特別メニューといえば春の香りは食卓にも届いています。
今が旬の春野菜「AGRETTI(アグレッティ)」が
八百屋の店先に並びはじめました。
AGRETTIは日本名で”おかひじき”又は”みるな”とも呼ばれており、
カルシウム、カロチン、ビタミンA・Cが豊富なお野菜です。
イタリアでは軽くゆでて
レモンとエクストラバージンオリーブオイルで食べるのが主流ですが、
パスタと一緒にゆでてオイルとパルメザンチーズをかけて食べたり、
もしくはお肉のつけ合わせとしていただく等数多くの料理法で楽しめる春の食材です。AGRETTIは食感がシャキシャキしていてあっさり味なので
どんな料理にもあうのが特徴です。
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イタリアへいらした際に
レストランで季節メニューとして出しているところもあるので、
春野菜AGRETTIイタリア風料理を試してみてはいかがでしょうか?


*なぜ3月8日は女性の日なの?*
上記でちょっとふれた女性の日ですがその由来といえば
1908年ニューヨークの繊維工場で働いていた労働者が
あまりの労働環境の悪さにストを起こしました。
ストは数日続き3月8日、工場責任者ジョンソン氏は
ついに労働者129人を残したまま工場の全ての戸を塞いでしまいました。
工場には火がつけられ129人の労働者は
中に閉じ込められたまま亡くなってしまいました。
この悲劇を忘れないようそして弱い立場にいる人達、
特に女性を援助するということから3月8日を女性の日としました。
このアメリカで起こった悲劇が
イタリアでもニュースになり
長い間不平等な扱いをされていた女性の関心を引き、
イタリアでも3月8日を女性の日として
女性の労働環境改善等のデモをするようになりました。
なぜミモサがシンボルなのかといえば、いろいろ調べてみましたが
この季節の花で手ごろな値段であるからという単純な理由のようです。
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by his-news | 2006-03-05 09:30 | KASUMI.T


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