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ロトンダ・デッラ・ベザーナを散策

先月、没落した貴族家庭の少女たちの寄宿学校の跡地を公園として開放したという美しいバロック様式の公園、ジャルディーノ・デッラ・グアスタッラをご紹介しましたが、この地区には、他にもあまりガイドでは紹介されていない、ミラノの隠れた素敵な場所があります。

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このグアスタッラ公園の正面には、かつて“Ca’granda(カ・グランダ/「大きな家」の意)”という愛称でミラノの人たちから親しみを込めて呼ばれていた「旧マッジョーレ病院」の建物があります。
1456年にフランチェスコ・スフォルツァによって建てられたもので、病院が移転された現在はミラノ大学として使用されています。
b0091227_2334952.jpgそして、ここから歩いて5~10分程のところにあるのが、この病院で亡くなった人たちを埋葬するためにつくられた「ロトンダ・デッラ・ベザーナ」(Rotonda della Besana : 1732年完成)(エンリーコ・ベサーナ通り / Via Enrico Besana 15、地下鉄黄色3線クロチェッタ駅下車)。

b0091227_2345555.jpg中央にあるサン・ミケーレ教会をぐるりと取り囲むレンガ造りの円形ポーチは、この空間だけを他の場所から切り取ったような、一瞬そこがミラノの町の真ん中であることを忘れさせてしまうような、そんなひっそりとした静けさを作り出しています。

この円形ポーチの地下は納骨堂になっており、1732年の完成から、約半世紀で150.000人もの人がここに埋葬されたそうです。
その後、この場所は一時は軍隊の手に渡るも、1858年からはまた病院の所有地に戻り、感染症患者を隔離したり、病院の洗濯場としても使われたりしていたということです。
b0091227_2364250.jpgそんなこんなで最後には荒れ果てていたこの地は1940年にミラノ市のものとなり、修復作業が行われ、今では緑や花々が美しい憩いの場となっています。


この一帯は1600年あたりからの歴史の香りを非常に濃く感じることのできる地区。
目を楽しませてくれる優雅な建物もあちこちにあるのでお散歩するにはお勧めです。

b0091227_237317.jpgドゥオーモからも目と鼻の先ですので、ぜひ時間を見つけて歩いてみて下さいね!

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by his-news | 2007-06-05 23:08 | MARI.K
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