H.I.S.イタリア 特派員記事


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アマルフィコースト 「ラヴェッロから初めまして」~ グルメ編

皆さん、初めまして。今月より南イタリア・アマルフィコーストから皆さんにレポートを発信することになった竹澤由美と申します。

私がこうしてこの地に暮らすようになり約2年半がたとうとしています。きっかけは大学時代ほんの1ヶ月ほど遊学していたロンドンにてラヴェッロ出身のイタリア人=現在の夫と出会ったことにさかのぼりますが、当時はまさか彼と結婚するとも、そしてイタリアの中でも南イタリア、そしてアマルフィコーストに嫁ぐ事になるだなんて想像だにしていませんでした。

実は私は引っ越してきた当時、無謀にもイタリア語は挨拶すらまともに分からずに、この地にやってきてパートナーのご両親と同居させてもらいながら、イタリアンマンマ(=現在の姑)より南イタリアならではの徹底した家事を習うことになったわけです。約1年半続いたこの花嫁修業がなければ、私はこんなにイタリア生活に馴染めなかったような気がします。今でこそ笑って話せますが、最初は「パルメジャンチーズだと思ってけずったチーズが羊のチーズで家族からブーイングを受けたり」「家庭で使われるエスプレッソメーカーに使用するコーヒーの適量がよく分からず毎日パートナーから駄目だしをされたり」「オリーブオイルが大量に入っている瓶を床に落としてしまい、掃除に1時間もかかってしまったり」と一人コメディ映画のようなが日々が続いたものでした・・・。

b0091227_2344386.jpgところで、皆さん「アマルフィコースト」というとどのようなイメージがありますか?「海が綺麗」「欧米人に好まれるリゾート地」「太陽をたっぷり浴びたレモンがたくさん」「世界遺産登録された絶景が広がる街」「魚介類が美味しい」等、色々かと思います。(写真はアマルフィの景色)

b0091227_2363466.jpg私も7年前に始めてこの地を旅したときは見るものすべてに言葉を失い、口にするもの全ての美味しさに感動し、現地の人々の温かさにこちらも笑みがたえず、本当に素敵な旅になりました。(写真はラヴェッロの景色)


b0091227_2371072.jpgそこで、このレポートを通じ、少しでも皆さんのアマルフィコースト滞在がより充実したものになるようお手伝いできれば幸いです。(写真はポジターノの景色)


では今回は旅の一番の楽しみ(!?)「アマルフィコーストグルメ事情」についてお話します。

アマルフィコーストは山と海、両方の産業が盛んなのをご存知ですか?魚介類は海が有名なことから皆さんピンと来るかと思いますが、山にはレモンやオリーブはもちろんのこと、秋になると大量に栗の収穫、キノコ狩りがおこなわれたり、今でも豚を家畜する家庭も多く存在し、1月・2月にはその豚を頭の先から足の先まで食用に使います(サラミやハム、ソーセージなど)。
もちろん、皆さんの大好きなモッツァレラチーズやヤギ又は羊のチーズも現地産のものがたくさんあります。例えば、ラヴェッロからトラモンティという町へ午前中移動すると大抵羊やヤギの群れが羊飼いと犬に誘導されながら移動している現場に出くわします。「羊の群れが引き起こす交通渋滞」なんて、憎めない交通渋滞ですよね。

そこで、ぜひアマルフィコーストにいらしたら落ち着いた雰囲気のレストランで「魚介類たっぷりのディナー」を楽しんだり、家庭的な雰囲気のレストランで「お肉がメインのランチ」を楽しんだりしてみては?

b0091227_2403627.jpgまず、新鮮なお魚を海辺のエレガントな雰囲気で楽しめるレストランの一押しはアマルフィにある「Lido Azzurro リド アッズーロ」。とにかく、素材が新鮮なゆえに、素材の味を十分生かすシンプルな味付けの料理をだしています。(とは言え、やはり家庭では真似できないのはプロならでは!)
しかもアマルフィ中心部から徒歩5分という立地ながら小さくて可愛らしいビーチも目の前にあるんです。よって昼間は太陽と波打ち際を目にしながら開放的な気分でランチが楽しめ、夜はアマルフィの夜景を楽しみながらロマンティックディナーを満喫していただけるはずです。
私のオススメは直径約2センチほどの小さなジャコウダコのリングイネ(イタリア語でlinguine con moscardini)。歯ごたえがありながら柔らかいジャコウダコのだしがたっぷりでた塩味のシンプルなパスタは、白ワインともよくあい絶品です。
もう一品のオススメはフサカサゴのパッケリ(イタリア語でPaccheri con lo scorfano)。まずパッケリというパスタはナポリ地方の特産パスタ、この大きな筒型パスタと盛りだくさんのカサゴとフレッシュトマトソースがからまると、もう言葉が出ないほどの美味しさです。

b0091227_2434497.jpgそして、オススメお肉料理のレストランはラヴェッロにある「Cumpà Cosimo」。オーナーのネッタおばさんとルーカおじさんが皆さんを温かく迎えてくれます。ここはお肉屋さんも営む家族が経営しているだけあって本当にお肉料理が美味しい。

イタリアの牛肉は日本のそれとは全く違い赤身肉がほとんど。イタリア人からしてみると日本の高級霜降り牛は、「こんなに脂肪がたくさんの牛肉の方が日本では高級だなんて!」と驚いています。(まぁ、日本人の私としては日本の霜降り牛は又イタリアの赤み肉とは違った美味しさがあると痛感しますが・・・)
ぜひここではお肉好きの方は牛肉のステーキ(イタリア語でBistecca)を!
そして女性の方にはレモンの牛フィレソテー(イタリア語でScaloppina al limone)をオススメします。ステーキは塩味とガーリックのみのシンプルな調理法ゆえに、お肉そのものの旨みを思う存分味わっていただけるはず。
そしてスカロッピーナ・アル・リモーネは、とろみのあるレモンソースとお肉が絶妙にからみあっていて何枚でも食べれてしまいます。
彼らはラヴェッロの隣町スカーラに自分達のブドウ畑も持っているのでもちろん自家製ワインも味わえます。ぜひ、絶品肉料理と自家製ワイン、そして彼らの南イタリアらしいホスピタリティを感じて家庭的な時間を楽しんでください。

b0091227_2291012.jpg(もちろんこの他にもオススメレストランはたくさんありますので、随時更新させていただきます。)

これからもこちらアマルフィコーストからレポートを書かせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

b0091227_2474358.jpgなお、パートナー家族はラヴェッロ中心部にある4ツ星ホテル「ホテルルフォロ」を経営しております。当ホテルのレストラン「Sigilgaidaシジルガイダ」では、各国で経験を積んだアマルフィ出身のエグゼクティブシェフ ジェラルド・サヴォがこのエリアの新鮮な素材と私どものお庭からつんでくる野菜やお花を彩り鮮やかに使い、味覚も視覚も満足していただけるエレガントな地中海料理を楽しんでいただけます。
しかも、目の前には隔たるものの全くないパノラミックビューが広がっています。
私も家業を手伝っておりますので、ぜひ遊びにいらして下さい!


Lido Azzurro リストランテ リド アッズーロ
住所:Lungomare dei Cavalieri 5 Amalfi (SA)
Tel: +39 089 871384
行き方:アマルフィSITAバス停留所から海を正面にして右手にのびる海沿いの道をまっすぐポートに向かって徒歩約3分歩くと左手にあります。
*月曜日定休

Cumpà Cosimo クンパ コジモ
住所:Via Roma, 44 Ravello (SA)
Tel: +39 089 857156
行き方:ラヴェッロ ドゥオーモを正面にして左手にある細い道ヴィア ローマ(Via Roma)をまっすぐ進む。サンタ マリア グラディッロ教会(Chiesa St. Maria Gradillo)手前右手に位置します。

Hotel Rufolo ホテル ルフォロ
住所:Via S. Francesco, 1 Ravello (SA)
Tel: +39 089 857133
行き方:ラヴェッロ ドゥオーモを正面にして右手にある細い道ヴィア デイ ルフォロ(Viadei Rufolo)をまっすぐ進む。陶芸ショップの並ぶ細く短いトンネルをくぐると正面に位置します。
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by his-news | 2007-05-17 02:49 | YUMI.T
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