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H.I.S.イタリア 特派員記事


イタリアの各地の特派員からの最新イタリア情報
by his-news
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H.I.S. ITALY
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ローマのお勧めジェラート

日中の気温が20度を越すこの季節は、
イタリア人の大好きな季節「夏」に向けての準備期間が始まります。
肌がどれくらい黒いか(どれくらい日焼けしているか)が
夏の魅力度の物差しとなっているので、
ビーチに行く為にその前に日焼けサロンに通ったり、
天気の良い日は自宅のバルコニーで水着になり肌を焼いておく・・・
というのが夏に向けてのイタリア人の準備の一つです。
さて、イタリアで今年の夏、
思い出深い日々を体験しようと旅行の計画を立てている
みなさんの心+お腹の準備の為、
今回はイタリアの夏に欠かせないアイテム「ジェラート」の紹介となりました。

「ローマで一番おいしいジェラートが食べられるのはどこ?」
とローマっ子に聞く度に討論になり、
答えが出るまで優に1時間はかかってしまう程
老若男女を問わず、ここでは真剣に皆ジェラートが好きです。
特に夏バテの時は夕食代わりにジェラートを食べたりするので、
夏のジェラートの消費量はかなりのものになります。
ローマでおいしいジェラート屋は沢山ありますが、
その中で選りすぐりのジェラートを紹介させていただきます。

まずはジェラート屋老舗の「GIOLITTI(ジョリッティ)」。
約100年前牛乳屋から始め、おいしい牛乳で有名になり、
その後ジェラートも作り始めたそうです。
食材一つ一つにこだわり、
よりおいしいジェラートを作るため日々研究をしているというジェラート屋です。
GIOLITTIの中に入ってみると
他のジェラート屋とは違うのが一目瞭然で、
「ハイクラス」という言葉が良く似合います。
今回私が味見したジェラートは、
お店の人お薦めの「BISCOTTI(ビスコッティ);ビスケット」と
「CIOCCOLATO BIANCO(チョコラート ビアンコ);ホワイトチョコレート」
という二つの味でした。
ローマのお勧めジェラート_b0091227_19422875.jpg





どこのジェラートを食べても
まず一口目は大体美味しいと感じられるのですが、
半分も食べ終わる頃には
どのジェラートの味もあまり変わらないように感じてきて飽きてしまいます。
というのも新鮮な素材を使わず、
「○○味になる粉」を使って色や風味を出しているジェラート屋が多い為です。
でもここのジェラートはコーンの中に入り込んだ
最後のジェラートまでおいしく食べられました。
場所はパンテオンの近くで住所は
Via Uffici del Vicario 40です。

2件目は「DELLA PALMA(デッラ パルマ)」
というジェラート屋で、ここもパンテオンの近くにあります。
住所は
Via della Maddalena, 20/23です。
ここのお勧めジェラートは「ムースのジェラート」です。
ローマのお勧めジェラート_b0091227_19435785.jpg

ジェラート自体がとってもフワフワしている為、
通常のジェラートのようにコーンに乗せられずカップで食べるのが特徴です。
お勧めは「MILLEFOGLIE(ミッレフォリエ);ミルフェィーユ」味のムースです。
パイ生地も小さく刻まれてムースジェラートの中に入っているという
おもしろいジェラートです。
普通のジェラートに飽きた方は是非お試しください。
やみつきになるかもしれません!

最後に紹介するのはH.I.S.お馴染みの
「BARCACCIA(バルカッチャ)」です。
スペイン広場の目の前に位置しているこのバールは、
ローマ観光で疲れた時に
スペイン広場を見ながら一休みできるという贅沢なお店です。
バルカッチャのスタッフお勧めのジェラートを二種類選んでもらいました。
ローマのお勧めジェラート_b0091227_19451332.jpg

一つ目は「MALAGA(マラガ)」というジェラートで
クリームと葡萄のリキュール、そしてほしぶどうが入っているジェラートです。
葡萄のリキュールの味と、コクのあるクリームが
絶妙にマッチしていて大人のジェラートと言えるかもしれません。
もう一つのお勧めは「YOGURT FRUTTI DI BOSCO
(ヨーグルトゥ フルッティ ディ ボスコ);ヨーグルト森の果実味」というジェラート。
ヨーグルト味の為他のジェラートよりも甘さが控えてあります。
あっさりしたジェラートを食べたい時、
又はカロリーが気になる方にはもってこいと言えるでしょう。

ここで重要なジェラートの買い方ですが、
まずはどの大きさのジェラートにするか
そしてコーンにするか又はカップにするかを決めます。
(一番小さいサイズでローマでの相場は2~2.2ユーロです。)
一番小さいコーンのジェラートを食べたい場合は
「ジェラート コーノ ピッコロ」と言って先に会計を済ませ、
レシートをジェラートを盛っている店員に渡します。
大体のお店では一番小さいサイズで2種類まで味が選べ、
お好みで上にホイップクリームをトッピングサービスしてくれます。
(お店によっては別料金になるので要注意!)

今回紹介させていただいたジェラートは
ローマで味わえる美味しいジェラートのほんの一部です。
これからジェラートのおいしい季節となります。
「郷に入っては郷に従え」という諺が全くそのままイタリア語にもあり、
翻訳は「ローマに行ったら、ローマ人のように行動せよ」です。
みなさんにもそのままお勧めさせていただきます。
「ローマに行ったら、ローマ人のようにジェラートを食せよ」
by his-news | 2006-05-08 19:47 | KASUMI.T
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